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その時気になった ドラマ、小説、アニメ等の 創作小説を書いていくブログです。 や、ほんと初心者です。 皆さんの素晴らしブログの数々に 勉強させていただく毎日。 当然のことですが、upした作品は 公式の物とは全く関係ありません。 今後も生温かく見守って頂ければ幸いです。
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カラバケとフォトブックのあまりの
空也&憂夜祭りに唖然と
させられたさえこで
ございます、こんばんは(-ω☆)

特にフォトブック。
いいんですか、あれ(笑)
あぁ、でもやっぱりいいなぁ
憂夜様・・・(←とうとう”様”付けた)

カラバケは・・・・。
うん。どう言ったものか。。。。
何だかんだで皆、憂夜さんのこと
大好きってお話ですよね?
うん、そうだ。ぜったい。
原作で一本お話かけそうなくらい
萌えちゃったとか言わないもん。
(↑言ってる)

さてさて。リクを頂いていた
空也さんver.の優しき暴君の
前編です。
いやぁ難産でした(;-_-) =3
あまりの難しさに後編まだ
かけてないとかw
ひとまず勢いで前編だけup!!
拍手お返事は後ほど・・・!!

それでは。
<続きを読む>より
お進み下さい<m(__)m>

「・・・で?一体これはどういう
状況なんです?晶さん」

―――俺にも我慢の限界と
いうものはある。


優しき暴君(空晶ver.)


「あ、空也さん!!お邪魔しまっす!!」

「こんなに大勢で押し掛けて
しまってすみません‥‥」

「オレは止めたんだ…
Give me a break!
≪勘弁してくれ!≫」

「ワタシタチ、テンチョのオトモネ」

「すいません、コイツがどうしても
空也さんの部屋が見たいって
言うから…」

「あ、兄ちゃん、それズリぃぞ!!何で
俺ばっか!!」

「・・・・・・・・・・・」

迎えが要らないと言われた
時から嫌な予感はしていた――。

2時には着くという彼女の言葉に
アイスコーヒーの準備をする手を
僅かに早めたのが10分前。

氷の入ったグラスに出来たての
コーヒーを注ぎ終わった途端に
鳴り響いたチャイムにドアを
開けば、最近随分と
会う機会の増えた面々が
顔を揃えていた。

************

身の回りで事件が起こる
度、店に現れて情報を乞う
彼女に惹かれ始めたのは
いつ頃からだったか。

随分と温め続けた想いを
幾度となく告げて、ようやく
彼女の頬に触れることが
許されたのは半年前。

新緑が眩しいこの季節に彼女を
自分の部屋に招いたのは、
それでも二人の間に微かに
存在する一線を
崩したかったからかもしれない。

(そう、確かにこの部屋に
俺が呼んだ)

―――彼女一人だけを。

背の高い彼らの影に隠れて
しまっている彼女を部屋へ
促そうと一歩踏み出すと、目の
前にすっと影ができる。

(犬マン・・・・だったか)

「すいません、空也さん。
『たまたま』この近くで店長を
見かけたものですから、ご一緒
させて頂いたんです」

―――よく言う。

にこりと微笑む穏やかな物腰とは
裏腹に眼鏡の奥に浮かぶのは
明らかな牽制。

「それは随分と急な事だな。
まぁいい――どうぞ?」

この状況で彼女だけを通して他の
奴らを返す訳にもいかないだろう。

道を開けた俺の横をガヤガヤと
ジョン太達が通り過ぎていく。

一緒に中へと促そうとした
犬マンを一瞥して
引きさがらせた彼女が
申し訳なさそうに眉を顰めた。

「―――ごめん。アイツら‥‥」
「構いませんよ。賑やかなのも
楽しいでしょう。ところで・・・今日は
憂夜さんは御一緒では?」

少しばかりの険が口調に含まれて
しまうのは勘弁してもらおう。

インディゴのホストがこれだけ
集まるのだ。彼が一枚噛んで
いない訳はない筈。

「あれ、そう言えば今日はずっと
見てないかも…どうしたのかしら?」

(・・・案の定、だ)

俺との付き合いを決して反対して
いる訳ではないが、面白くは
ないのも事実。

自分が動けない代わりに、それと
なく彼女の今日の予定を彼らに
知らせること位はするだろう。

―――そうすれば、彼らは動く。

(相変わらずの人気ぶりの様だ)

ライバルの多さは予想していた。

憂夜さんを筆頭に日に日に
増えていく彼女の信者に頭を
抱えたくもなるが、所詮自分も
そのうちの一人。

「彼も色々と忙しいんでしょう。
先日、塩谷さんと歩いているのを
お見かけしましたから」
「‥‥そうなの?またあの
オッサンったらいっつも
憂夜さんにばっかり
面倒事押しつけて…」

「・・・・・・晶さん」

―――黙って。

耳元で囁けば、途端に
硬直する身体。

(いつまでたっても
慣れてくれないな)

店で見せるような、引きつった
笑顔こそ無くなったものの、未だに
こういう触れ合いは苦手らしい。

苦笑いが浮かびそうになる口元を
引きしめて玄関の壁に彼女を
囲い込む。

「貴方の唇から、あまり他の男の
話は聞きたくないんですよ」
「他の男って・・・・塩谷さんよ?」
「それでも、です」

例えそれが「あの」塩谷で
あっても、だ。

憂夜さんが最も信頼を寄せる男。
そして彼女の元同僚。
彼女を元婚約者に託され
守り続けた男。

直接話を交わした事とこそ
ないが、この世界でインディゴの
オーナー、といえば憂夜さんと
並んで語られる曲者だ。

目元をほんのりと紅く染めながら
こちらを見上げてくる彼女も
特別な信頼を置いている。
仲間意識意だと
分かってはいるが。

「相変わらず俺を妬かせるのが
お上手ですね―――高原さん?」

出会った頃の呼び方で耳元に
囁きかける。

(背中に刺さる視線など
知ったことか)

―――これ以上邪魔をする
ようなら分かっているんだろうな?

声を出さずに問いかけると途端に
静かになる気配に満足しながら
栗色の柔かい髪を辿る。

―――そう。そうやって大人しく
していればいい。


*************
そ、それぐらいにしといて
あげてください
空也さん(o;TωT)o” (笑)

一応、みんな二人の関係は
知ってる設定。
でも店長大好きな面々は
無謀にも邪魔しようとしますw

ここで終わろうかとも
思ったんですが、先輩ver.は
もうちょっといい思いを
してらっしゃるので
もう少しだけ続きます♪
第一、まだ玄関です。
大変ですΣ(・ω・ノ)ノ!
それでは。長々と読んで頂いて
ありがとうございました!!
続編もがんばります~。
:+.(・∀・).+:。

2010.5.3
-さえこ-

恋したくなるお題 配布 様より
微エロなお題
11. 優しき暴君




 
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